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カテゴリ:交通事故 慰謝料 相場
自賠責基準、任意保険基準、弁護士基準と交通事故の被害に合ったときの慰謝料には3つの基準があります。このうち自賠責基準が一番慰謝料が低くなります。自動車やバイクを運転する人は必ず自賠責保険に加入することが必要です。
しかし自賠責保険では補償額に上限があり、最低限の補償しか受けられません。死亡、怪我や障害による損害、後遺障害による損害では補償が受けられます。しかし物損については補償が受けられないため、多くの方が任意保険にも加入しています。任意保険基準は保険会社独自で設けている慰謝料の基準です。
3つの基準の中では中間の慰謝料と言った位置づけとなっています。自賠責基準や保険会社の持っているデータなどで慰謝料を算出しています。弁護士基準は3つの中でも一番慰謝料が高くなります。交通事故の被害に遭った際、相手側が加入している保険会社から提示を受けるのが任意保険基準による慰謝料です。
任意保険基準から弁護士基準に増額して貰うには、保険会社との交渉が必要です。被害者の方自ら交渉しても増額して貰えないことが多いです。そのため弁護士に依頼し、代わりに交渉して貰うと言う被害者の方が多くなっています。最も低い基準と最も高い基準では大きな差があるため、なるべく弁護士基準で慰謝料を貰いたいところです。
交通事故に遭った後、後遺障害が残ってしまったときに貰えるのが後遺障害慰謝料です。軽い後遺障害から重い後遺障害まで症状に応じた等級の認定が行われます。この等級には1級から14級まであり、1級が一番重い後遺障害、14級が一番軽い後遺障害となっています。重い後遺障害ほど後遺障害慰謝料が高くなるため、適切な認定が重要です。
自賠責基準の後遺障害慰謝料は次のようになっています。
任意保険基準は保険会社によって異なる場合があります。しかし相場と言うものがあり、それ程大きな差は出ないと言われています。およその相場は次の通りです。
弁護士基準の後遺障害慰謝料は次のようになっています。
交通事故示談は互いに譲歩して和解すると言うものです。示談が成立すると和解契約書と言う形で残すことになっています。和解契約書により示談成立となった後はこれ以上争わないと約束したことになります。いったん交通事故示談に応じてしまうと納得出来ない慰謝料でも増額出来なくなります。
そのため交通事故で怪我を負った場合は、交通事故示談に応じる前に弁護士に相談したほうが良いです。弁護士を選ぶときは交通事故案件を得意にしているかどうかが大切です。
いくつかの弁護士事務所をピックアップし、ホームページで比較してみて下さい。弁護士費用についてもホームページに記載する弁護士事務所が多くなっています。
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