MENU

CLOSE

示談時の弁護士の必要性と、弁護士費用の中身について

示談時の弁護士の必要性と、弁護士費用の中身について

375views

カテゴリ:弁護士費用

交通事故示談に弁護士って本当に必要?

交通事故示談に関して、時折このような疑問を持たれることがあります。それは「交通事故示談交渉は、本当に弁護士が必要なの?」というものです。

「示談は、話し合いでケリをつけるものなんだから、当事者同士で行っても問題ないでしょ」と、思われがちなんですね。しかし、はっきり申し上げておきましょう。「交通事故の示談交渉に弁護士は必要です!」

交通事故の示談交渉に弁護士が必要な理由について

交通事故の示談交渉を行うときに、弁護士がサポートしていない場合は、被害者が適切な慰謝料をもらえない可能性が大きくなります。少し大げさに言うと「加害者サイドに慰謝料を騙されてしまう」と言っても差し支えないかもしれません。

加害者サイドは、交通事故の示談交渉には、加害者本人が現れるケースは少なく、加害者が加入している保険会社の担当者が現れる点が重要です。保険会社の担当者は、「慰謝料を決定するのに、法律の知識が必要」だということを熟知しています。

ところが、被害者は「誠意ある話し合いだけで、どうにかなるだろう」と思っているので、法律の話が出たときに、ついていけなくなってしまうのです。その結果、弁護士がサポートしていればもっともらえるはずだった慰謝料を、損してしまう可能性が出てきます。

他にもある!弁護士が必要なメリット

弁護士が必要なメリットは、慰謝料や示談金にまつわるものだけではありません。

  • 怪我を治すことに集中できる

交通事故の大きさによっては、被害者が怪我を負ってしまうケースもあるでしょう。病院に通って、長期間にわたる治療を強いられる場合は、怪我の治療と平行して、示談交渉を行う必要があります。

もし、被害者が弁護士に相談していない場合は、これはなかなか厳しい行為です。少しでも早く怪我を治すためにも、示談交渉は弁護士に任せてしまった方が賢明だと言えます。

  • 仕事やプライベートの時間を割く必要がない

示談交渉を被害者が自ら対応する場合は、仕事やプライベートの時間を犠牲にするケースも出てくるでしょう。示談交渉には、丁寧に応じる必要がありますが、社会人の場合は、ちょっと難しいのが実情だと思います。

だけど、弁護士に任せてしまえば大丈夫!弁護士は、被害者の代わりに、ほとんどの示談交渉を担当してくれるので、示談結果が出るまでは、被害者は余計な時間を割く必要がありません。

ちょっとのぞいてみよう!弁護士費用の中身について

弁護士に任せてしまった方が示談交渉はメリットが大きいというのはわかってもらえたと思います。ところが、弁護士に依頼する際の料金が心配ですよね。そこで、交通事故の示談交渉における弁護士費用は、どのようになっているのか?ちょっとだけのぞいてみることにしましょう。

相談料は、無料 or 5000円ぐらい

初回の相談料に関して、お金を取らない弁護士事務所が増えました。料金がかかる場合でも、30分で5000円が相場です。

着手金は、無料 or 10万円ぐらい

着手金を無料にしている弁護士事務所も増えています。料金がかかったとしても、交通事故の場合は10万円ぐらいが相場でしょう。

成功報酬は、示談金の10%ぐらい

無事に示談金の獲得が成功したら、成功報酬を支払います。成功報酬は、被害者がもらうことができた示談金の10%ぐらいが相場です。

実費は数千円

実費というのは、収入印紙代とか交通費のようなものです。これはそこまで高いものではなく、数千円ぐらいとなっています。

日当で3万円ぐらい

日当というのは、弁護士が出張などを行ったときに発生する料金です。必ず発生するものではないのですが、発生するとすれば、1日で3万円ぐらいが相場となっています。1日あたりの料金設定になっている場合もあれば、半日での料金設定になっているケースもあるので、事前の確認をしておきましょう。

\この記事が気に入ったらいいね!/

この記事が気に入ったらぜひ
いいね!してください。

皆様に役立つ情報をお届けします。

\記事をみんなに広めるにはシェア!/

Facebook Twitter

その他のあなたにオススメの記事